にんにくの栽培方法~家庭菜園編~

栽培

家庭菜園で「にんにくづくり」にチャレンジ

畑を借りて本格的に野菜づくりに励んでいる方もいますが、その一方でベランダやお庭を使って野菜作りを行っている方もいます。にんにくは、後者のような限られたスペースでも栽培することができますので、興味のある方はこちらで紹介するご家庭でのにんにくづくりについて、是非チェックしてみてくださいね。

まずは植え付けを行っていきます。家庭菜園をしているスペースの土に有機培養土を混ぜ、平らにならします。そこに7~8cm程度の間隔でにんにくの鱗片を植え付けていきます。植え付けるときにはにんにくの芽のほうを上にし、植え付ける深さは3~5cm程度になるようにします。

植え終わったらその上から軽く土をかぶせて、たくさんのお水を与えていきます。またこのとき、植え付ける鱗片はなるべく大きなものがいいので、鱗片選びにもひと工夫してみましょう。

芽がにょきにょきと出てきたら

にんにくの芽が数多く出始めたら、小さな芽を摘んでいきましょう。これを「葉かき」といいます。このとき、残したい芽まで摘み取ってしまわないように、残すほうの芽を手で押さえながら、小さな芽をゆっくりと横に引っ張るようにして芽を摘んでいってください。

そうやって慎重に葉かきを行っていけば、株が傷んでしまうこともありません。この葉かきによって、にんにくの球がすくすくと育まれていきます。

追肥と待ちに待った収穫

11月下旬と2月中旬頃に、それぞれ再び化成肥料を与えていきます。標準的なサイズのプランターをお使いであれば、化成肥料5~6gを列の間にまき、土と混ぜ合わせてください。もしくは、500倍に希釈した液体肥料を7~10日おきにプランターにまいてもいいですね。

にんにくを家庭菜園で作った場合、5月頃が収穫シーズンとなります。その頃になると下のほうの葉が黄色くなっていくので、そういう葉の色の変化があったら収穫シーズンだと思ってください。

にんにくのトウ立ち前にしたいこと

収穫まで半月という頃に、「にんにくのトウ立ち」が起こることがあります。トウとは「花を咲かせる茎(花茎)」のことで、それを放っておくと、にんにくは花を咲かせようとします。そうなると肝心なにんにくではなく、にんにくの花に栄養を取られることになるので、にんにくの味が落ちてしまうのです。

ですから収穫前には、花茎の部分をちょきんとカットしましょう。しかもこの花茎、実は食材としてもおなじみな「にんにくの芽」なんです。にんにくをご家庭で栽培することで、にんにくだけでなくにんにくの芽まで手に入れることができるなんて、とても嬉しいことですよね。