悪玉菌も味方に!?にんにくに含まれるオリゴ糖!

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にんにくは疲労回復や健康維持のために欠かせない食材の一つです。
また、オリゴ糖が多く含まれていることで美容や便秘改善にも効果が期待されています。
ここでは、にんにくに含まれるオリゴ糖のパワーについて徹底調査していきます。

■オリゴ糖とは?

オリゴ糖とは簡単に言うと「糖分」の仲間で、果糖やブドウ糖などの分解できなかった糖が約2〜10個つながったものになります。便秘解消、赤ちゃんのアトピー、ダイエット、糖尿病対策など多くの健康問題を解決するためのサポート役になっているため、最近ではたくさんのサプリメントが売られているくらい注目を集めています。

人間の体内には、オリゴ糖に適した消化酵素が備わっていないため小腸で吸収できないのが特徴です。そのまま大腸まで届いたオリゴ糖は「善玉菌」という腸内細菌のエサとなり活発に働きだします。この動きが活発になればなるほど腸内環境が良くなり、様々な健康効果につながるとされているのです。

ですからオリゴ糖は、組み合わせ次第で悪玉菌をも味方にできる存在ともいえるでしょう。オリゴ糖には2つのタイプがあり消化できない「難消化性オリゴ糖」、消化できる「消化性オリゴ糖」があります。
このうち消化できない難消化性オリゴ糖は大腸まで届くオリゴ糖で、にんにくに含まれているのは難消化性のフラクトオリゴ糖に当てはまります。特定保健用食品の認可がなされていて、にんにく以外にもたまねぎにも含まれているオリゴ糖です。砂糖に果糖が1個以上くっついた状態のオリゴ糖で、砂糖に近いのにくせのない甘みが特徴となっています。

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