にんにくは胃潰瘍に効く?!ピロリ菌との関係

ピロリ菌

ピロリ菌とは

最近では胃炎や胃潰瘍、胃がんなど胃の病気だけでなく紫斑病やその他の病気の原因にピロリ菌が関係していることが知られてきています。

ピロリ菌は非常に強い生命力を持ち、胃酸のなかでも生存し続けています。一度感染して体内に存在するようになると自然と排除するのは難しい菌で、専門の治療が必要になります。

ピロリ菌が存在しているからといって必ず胃潰瘍や胃がんその他の病気を発症するわけではありませんが、それらの病気が発症した人の80%の人にピロリ菌が存在していることがわかっています。

例えば胃がんになる確率はピロリ菌が存在しない人よりも20倍も高くなります。胃がん患者のほとんどにピロリ菌が発見されています。

このピロリ菌に対してにんにくは効果を発揮するのでしょうか?

 

にんにくの殺菌効果がピロリ菌の働きを抑制する?!

にんにくを食べるとピロリ菌の働きが抑制されて、胃がんなど胃の病気になりにくいといわれています。

理由の一つにはアリシンやS-アリリシステイン、ジアリルスルフィドなどのイオウ化合物のもつ抗菌、殺菌作用、抗生物質などを補助する機能によって胃の中に存在するピロリ菌の活動が抑制されることにあります。胃酸でも消すことができない強力なピロリ菌ですが、にんにくの成分は有効のようです。

 

にんにくの抗酸化作用で胃がんを予防

バイキン

もう一つの点としてにんにくはガンになりにくい食品のナンバー1の一つに挙げられていることにあります。

活性酸素が体の中で発生することがガンの大きな原因の一つですが、胃がんの場合には胃の粘膜が荒れると、胃の壁が胃酸によって攻撃されるので胃壁が荒れて、出血することがあります。そして潰瘍ができたり悪化して癌になってしまうわけです。

この時ににんにくのもつ抗酸化作用が胃の中で働き、胃壁が活性酸素により攻撃されるのを防ぎます。にんにくの抗酸化作用は胃潰瘍や胃がんを予防するのに効果を発揮します。

 

にんにくの摂り方に注意!胃への刺激を避けよう

しかし胃壁を胃酸から守るためには、胃を刺激するものを避ける必要があります。

胃壁があれる原因にはピロリ菌のもつ毒素やアンモニアだけでなく、喫煙、飲酒、カフェイン類、ストレス、辛い物や酸っぱいもの、熱いものや冷たいもの、塩分の摂り過ぎなどからくる刺激も関係しています。それらが胃を刺激するとともに活性酸素を増加させるので注意が必要です。

胃潰瘍や胃がんなど、胃の病気に気を付けたいためににんにくをとる場合に注意したいのが、にんにくの摂り方です。少量のにんにくは効果がありますが、にんにくの成分には胃の粘膜を守るプロスタグランジンを減らす作用がありますので多量の摂取は逆効果になることがあります。また、生のにんにくは辛く、胃を刺激してしまいますので気を付けましょう。

このようににんにくの成分は胃潰瘍その他胃の病気の原因となるピロリ菌を抑制するのに効果を発揮するようです。もちろんにんにくを食べてピロリ菌を除菌することはできませんから完全な除菌を望むなら医療機関を受診しましょう。

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