黒ニンニクを炊飯器で作ってみよう

 

黒ニンニクを作ってみよう!

黒にんにく

にんにくの栄養がさらに何倍にもパワーアップするという黒ニンニク。買うと1個500円はするというなかなかの高級品です。この黒ニンニク、実は自宅で作ることもできます。買ったものよりは見かけは少し劣るかもしれないけれど、れっきとした黒ニンニクです。より安くより健康なものを手に入れたいと思うなら、一度黒ニンニク作りにトライしてみませんか?

黒ニンニクは炊飯器を利用して作ると比較的簡単です。昔使っていた古い炊飯器が物置きに眠っていませんか?炊飯と保温の機能しかついていない簡単な炊飯器でOKです。

 

準備するもの

炊飯器

・古い炊飯器 1個

・にんにく(乾燥させたもの)10個-20個

・新聞紙、キッチンペーパー 2枚ずつ

・ザルまたは網 1個

 

作り方

炊飯器

・炊飯器のお窯の中に入る大きさのザルを用意し、ザルの内側に新聞紙を敷く。(後で全体をくるむのでザルからはみ出るように大きく敷く)。

・にんにくを置くところの下にキッチンペーパーを敷き、丸ままのにんにくをザルの中に並べる。

・にんにく全体を新聞でくるむ。

・炊飯器の保温スイッチON!

・5日後一度蓋を開けてお窯を振り、にんにくの上下を入れ替える。引き続き新聞で全体をくるむ。

・10日ほどしてにんにくが発酵して黒くなり、にんにく臭がなくなったら出来上がり。

・ガラスの瓶に入れて常温保存。

 

完成

黒にんにく

これだけです。炊飯器は毎日開ける必要はありませんが、保温ボタンは常にONにしておく必要があります。

何時間かたつと自動で切れてしまうタイプですと、手間がかかりますので注意してください。

炊飯器の種類によってできるまでの時間に多少の差がありますが、だいたい10日前後です。

途中でお窯を振るときににんにくの色や匂いをよく観察しましょう。⒑日に近くなって来たら、時々お窯を開けて匂いを確かめてみましょう。強く匂わなくなくなって、色が黒ずんで来たら一つ食べてみましょう。プルーンのような歯触りです。

作る過程でにんにく臭が炊飯器から漂います。気になる方はベランダや軒下など匂いが気にならないところに炊飯器を置くのがベター。

にんにくは国産のものが安全です。1個100円以上しますが、炊飯器の電気代が10時間5円だとして10日間で出来上がった場合でも10-20個分で電気代はたったの120円です。黒ニンニクを買うよりもはるかに経済的!

にんにくはフレッシュなものではなくなるべく乾燥して外側の皮がパリパリしているものを選ぶことでにんにくの色がより黒く、水っぽくならずに仕上がります。

この作り方を基本に、にんにくや炊飯器に合わせて時間や途中での水分調整などをして、自分の作り方を確立していけたら、後は手軽に作れるので、定期的に黒ニンニクを摂取することができますね!

 

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